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宮島・博奕尾ルートに迫る!の巻 その5

宮島

色んなワインを飲んできたよ。もとい、ガレットを食べてきました。

つづき。

1014 弥山山頂着

霊火堂と三鬼堂を抜けて数分登ると、おなじみの弥山山頂です。三角点は標高529.8m(2023.10.11注…当三角点は現在529.7m)なんだけど、それより高い地点が測定されたという話で、最高地点は535m。25000分の1地形図 厳島南東(2023.10.11注…現、地理院地図)
これがどこを指すのか、次の機会に確認しようと思います。

実質3階建てでオープンな構造の山頂展望台のてっぺんから西北西の駒ヶ林をぼんやりと眺めていると、登山者風の見知らぬおっちゃんが声をかけてきました。もちろん見知ったおっちゃんだったらびっくりするよ。ちなみに弥山山頂にはロープウェイ客がやってくるので登山者風じゃないおっちゃんもいるしおばちゃんもいるしにいさんねえさんパパにママじいちゃんばあちゃんお孫さんもいます。
「あそこ登ったことがあるかい?」
「駒ヶ林ですよね、ありますよう」
「多宝塔(ルート)から?」
「いや大元(公園ルート)からです」
「人がいるねえ」
「あぁ(駒ヶ林の岩の上に)いますねえ」
「多宝塔のはすごいよ。最後は岩にしがみついて登っていく感じだからね」
「!」
「もう、右も左も絶壁だから滑ったら厳しいね」
「…(想像中)」
「私は(経験者に)連れて行ってもらったんだけどね。その日は(雨で)濡れてて」
「濡れてたら、そりゃ大変でしたね!」
「滑るからねえ」
「一度行ってみたいんですけど、経験者いないと難しそうですねえ」
「そうだね、あれは難しいよ」

濡れてる岩場なんて怖くて近寄りたくもないが、乾いているとしても駒ヶ林の巨岩を正面から取り組むルートはまだ知らないし「ちょいこわルート」だという話を聞くにあたってホイホイと気軽に登ろうとは到底考えることはできません。
てゆーか、駒ヶ林への直近ルートである大聖院ルートが数年前の台風災害でめったくたになっているのに、その隣の多宝塔ルートは無事なんだろうか。

コンビニで買ってきたサンドイッチを食べて、紅葉谷ルートから下山。最もメジャーなこの谷のルートは道のりが最も短いが、薄暗くて遠景もなくて憂鬱。
登ってくる人と「コンニチハ」のあいさつを交わすのが救い。

この回で宮島の登山ルートをまた一つ埋めたわけですが、残るルートの多くが弥山ではなく島の南西部にある岩船岳絡みなので、ソロで涙目状況を繰り返すことに尻込みしている状況であります。

終わり。

【弥山山頂展望台から駒ヶ林を望む 07.10.06】
駒ヶ林

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