2006年11月25日

石鎚山登山(その7)

 柔らかい布団の中で、四方から時間差攻撃してくるいびきに悩まされイラつきながら薄い睡眠をつかんでいると、発電機の動く時間になったようだ。すなわち5時半。

 まどろんだり覚めたりまどろんだり覚めたりを繰り返し(寒くてもテント立てて寝袋に入っていた方がましだったと思う。が、無論富士山の山小屋と比べると雲泥の差がある。)、朝方の機嫌が通常の2倍悪い状況の中、御来光を観にみんな出て行ってしまうのでつられて出てみる。

 出てみても寒いばかりで、しかも東の日の出方向にだけ遠く大きな雲が嫌がらせのように浮かんでいる。30分以上も待ってようやく太陽が雲の上に出た頃には、もう疲れてしまっていた。早起き連はさらに30分ほど早くから待っていたらしいので大変ご苦労なことなのだ。
 しかし、普段の日の出なんて見もしないのに、特別な日や場所でだけクローズアップされる御来光って何なんだろう。

 つづく。

【石鎚山山頂 06.11.05】
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2006年11月24日

石鎚山登山(その6)

 山頂の山小屋が想像していたよりも数段きれいなので驚いた。とりあえず、案内されるままに2階の雑魚寝部屋に荷物を置き、麓で買った貴重な焼酎2合を1杯50円の力水(これって雨水なのかな。ホコリ混じってたし。)で割りながら、食堂横のテーブルで夕食までの時間をだらだらと過ごす。

 夕食はセルフサービスのカレーライスとチキンカツにフルーツ蜜豆みたいなの。写真を撮ろう撮ろうと思っていたのに取り忘れる。チキンカツはおいしかったが、カレーは麓の店の方がおいしかった。

 夕食後も「21時消灯の定刻より前に寝たら、早く目が覚めて逆に辛い」という主張のもと、だらだらと焼酎を飲みながら夕食前の定位置付近でだべったり交流ノートに何か書いたりぼーっとしたり置いてある本を読んだりしながら過ごす。

 カレーがおいしかったと一生懸命に作り方を聞いていた女の人がいたけども、高度2000mの何かにやられてしまったのだろうか。ジャガイモの投入タイミングとかワイン(!?)とかの以前にミックスベジタブルが入っている時点でちょっとよく考えようモードに入らなかったのだろうか。うまい普通まずいの3つの絶対スイッチしか持たない私だって分かる味だ。

 あー、フォローしておくかなあ一応。疲れているときの食事はおいしいものだし、山頂山小屋の出す食事としては十分水準に達しているものだった。
 別の話になるが、とある店で似たような会話が耳に入ったことがある。
 隣の客「(注文)」
 注文訊きのおばちゃん「いつもこれなのよね」
 隣の客「この〜〜の味好きなんですよー」
 隣の客が出て行った後に、おばちゃんが厨房内でその客について含み笑いしながら話をしていたので(はっきりした内容は聞こえなかったが)気になっていたところ、数日後にその店の裏に〜〜の業務用缶が置いてあるのを見て、なんとなーくそういうことなのかなと思ったことがあった。

 書かなければフォローせずに済んだものを。しかもフォローになってないような。

続く。

【石鎚山 三の鎖 06.11.04】
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2006年11月23日

石鎚山登山(その5)

 ちょっとサボりすぎてネタが古くなってきたので、一気に仕上げることにします。

 つづき。

 試しの鎖は想像していたよりも急勾配(と言うより、壁。)で、高さもあるので少々勇気が必要な感じがした。しかしこれをクリアしないと、より長い二の鎖、三の鎖を登り切るのは到底無理な話なのだ。

 とりあえず手袋を装備して取り付き始めるも、鎖の途中で先行者を待っている間に高所恐怖が湧いてきた。そして足場が濡れて滑りやすい箇所に来たところで「こりゃ、やばいな。寝不足で危ないし。今なら降りられる、戻ろう。」と脳みそ地裁危険部が判決を下したので、そそくさと降りてトラバースルートを進むことにした。落ちたら死ぬぞ。あれは。

 以降、鎖場はパスすることにして進むことに。しかし同行者のうち藤江夫妻だけはずんずんがしゃがしゃと、残りの一の鎖、二の鎖、三の鎖を登り切ってしまう(藤江Nの方は三の鎖だけパスしたが)。

 二の鎖を過ぎると勾配がきつくなり、普通に道を歩いていても息切れがしてくる。ヘトヘトになって山頂に着くと、鎖場を上がってくる藤江A(藤子不二夫F、藤子A不二夫みたいに表記しようとしたがちょっと無理があるな)を根性の人だと感嘆しながら、重くなった体を留めぼんやりとするばかり。

続く。

【石鎚山 二の鎖 06.11.04】
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2006年11月13日

石鎚山登山(その4)

 久しぶりにPCパーツを買いにあの辺に行ったのだけど、ソフマップ閉店してるのなあ。そういえばずいぶん前に聞いたような気がするが。
 メインマシンのRAM倍増でプラセボ的に快適です。DDR SDRAM PC3200 512MB CL3 *2 13000円はもちろん事務所の経費で処理します。
 てゆーか、今時はDDR2がメインストリームなのに驚いた。ハードウェアいじらないと時代に置いて行かれるぞ。
 年明けにはWindows vistaもリリースされるので要チェキ。
 ところで、BTXはどうなったのか誰か教えて下さい。マジで。

 さて、石鎚山の続き。

 ロープウェイを降り、20分ほど登ると石鎚神社の成就社に到着。この辺りには土産物屋が数軒並び、観光地の様相。
 とりあえず登山の安全をお願いしに参ろうかと思っていると、何か食べてる人がいる!
 「これ、タダで配ってるのよ。おいしい!」
 おいおい。いま昼ご飯食べたところじゃないか。この日は何かの祭日らしく、猪鍋が無料で振る舞われているところをすかさずゲットしたらしい。
 水菜のトッピングとかが良かったようだけど、昼飯直後で登山中というシチュエーションではとても手が出ない。大酒飲んだ挙げ句に小腹が減りながら寝る直前とかに食べたい。
 猪肉は、数年前に「異種格闘技獣肉たべてみる選手権」的に題して、なじみのない獣肉を集めてわあわあ騒いで以来、食べていないのでちょっと興味があった。ちなみにその時は、・鹿・ワニ・鳩・ダチョウの肉を焼いたり唐揚げにしたりしたが、鹿と鳩に獣臭さが若干あった以外はおいしかった。てゆーか調達価格が高かったのを覚えている。

 一部猪鍋をゲットした一行は、およそ1kmほどゆるやかな下りと少しの登りを経て「試しの鎖」と呼ばれる第一の鎖場に到着した。

 つづく。

【二の鎖・三の鎖を望む 06.11.04】
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2006年11月10日

石鎚山登山(その3)

 藤江夫妻に誘われて愛媛県の石鎚山に行ってきた。西日本最高峰とは言えロープウェイもあるし、実質標高差は700m程度なので気軽に参加することに。

 朝早く広島市内を出発し、山陽道・しまなみ海道を進み四国へ渡る。自転車で苦労して渡ったしまなみ海道はあっけなく過ぎ去り、まとまりのない茫洋とした感情が湧いてしまうが、まあ、あの達成感は私の胸の内にあるわけで。

 四国に上陸しコンビニでお昼ご飯を調達しようと言っていたにも関わらず、私の「酒のあるところじゃないと」というリクエストのせいかどうか、気が付くと市街地からあっという間に山間地帯に突入してしまっていた。
 「こりゃあもうコンビニ無いな」
 「お酒は無くてもいいけどご飯が…」
 「めしはロープウェイ駅付近でありつける予感」
 「土産屋がありさえすれば酒も」
 引き返せばいいのに。

 しかし実際に現地に到着すると、想像していたのと同じ程度の土産屋と食堂があり、強引にでも引き返させなかった旅行勘がヒットした形に。

 昭和のうらぶれた食堂で、親子丼やらカレーライスやらおでんやらを食べ、焼酎のワンカップを2つ買って、ロープウェイに乗った。これでざっと600〜700mの高度を稼ぐのだ。

 つづく。

【石鎚山 二の鎖手前の鞍部 06.11.04】
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