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禁煙化

 うちのビルを禁煙化しました。今月1日付で各戸に告知文書を配布し、15日に実施しました。

 これはいわゆる共用部分を対象としたものです。これまで屋上は禁煙を明示していたのですが階段、通路を含めた部分に拡大しました。

 禁煙化は複数の意味があります。

 第一に防火の問題です。共用部分に可燃物が無いことが当然に理想なのですが、そうでない場面でのリスク軽減。

 次に、清掃美観の問題。建物内外への吸い殻の散乱はもちろんのこと、建屋内壁面や床面への火消し跡の付着への対策コストの軽減。前者は防火と近隣問題につながる重要事項でもあります。

 さらに、健康増進法(平成14年法律第103号)第二十五条への対応。
 いわゆる専用部分には換気扇の使用による室内の低圧や、自然環境や建物の配置による常風圧によって室外の空気が流入します。気密性の低いドア(新聞受けがあるとか、隙間が多い構造のもの)はより顕著です。これによって煙が流入し受動喫煙の機会が生じることを抑えます。

 うちのビルにおいてこれまでに防火上の問題となった事態があったとは聞いていませんが、後二者については懸念すべき事として私自身が感じていたことです。

 専用部分については及びませんし、当事務所内においても同様です。灰皿は用意してあります。
 元喫煙者としては心苦しいのですが、長時間のご相談の際に私のベターな体調を望まれるのでしたら、少々控えて頂けたら幸いです。

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