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2006年8月8日

錦川水の祭典

 先週の土曜日は、岩国市の錦帯橋近くで花火大会があるというので行ってきました。

 夕方の電車で行くのでチューハイとかおつまみとか買い込んで、久しぶりに電車で一杯うひょーな旅情としけ込みたいところでしたが、下り電車の座席はほぼ満席でメンバーは散り散り。

 山陽本線の岩国駅で岩徳線に乗り換え、川西駅で降りて十数分で例の錦帯橋周辺の河原にたどり着きますが、途中の自販機でチューハイを買っている人が…。あ。もう飲んでるし。私も私も、と歩きながら缶の水割りを飲んでいると汗だく。

 打ち上げ地点から300mも離れていない地点から観客席が広がっていて、すでに多くの人が陣取っていたけど、隙間を見つけて折りたたみ椅子をセッティング。川べりにせり出した山肌に事前放水したりする様子を眺めながら、出店で買ったおつまみでさらに飲みあげていると、次第に辺りが暗くなりました。

 少し遠くからアナウンスがごにょごにょと聞こえたかと思うと、ぽんぽんどがんどがんと予想外の近さと低高度で花火が炸裂し始めるのでした。大きな尺の玉がはじけると、自分の真上より後方にまで花が飛んでいくのでちょっとしたマトリックス状態です。

 とある理由で、北海道の苫小牧にフェリーで入港した際に付近でちょうど花火大会をやってたので、甲板から眺めていたら燃えかすがバラバラと落ちてきたなんてことを思い出します。

 そして、燃え尽きもせず地面まで落ちてくる塊を少し遠くに見て、「あれはやばいな」なんて言っていたら、大きな尺玉の時になんか小さな粒が顔に当たってくるのが分かり「なんか落ちてくるってー」とかなんとか普通の花火大会ではない何かを感じ取るのでした。

 仰角90度を超える炸裂弾を迎えるたびに、「うひょー!」と叫びつつ赤いままの燃えかすの行方を凝視していたところ、

 ぽとり

 と何か明るくはないものが目の前に落ちてきました。燃えつきたカスかと思いながらライトを当てると、花火玉の外皮が燃えることなく破れて飛んできたものでした。厚紙みたいなやつです。うわー。

 「これは記念になるねー」などと何か型破りでアバンギャルドな花火大会にやけくそ半分で興奮している中、間歇的に大きな尺玉が胸や腹を揺さぶる炸裂を続けるわけです。

 あるところで、明るいままの燃えかすが少し先の地表まで落ちていくのを見て、視線を戻すと自分たちの数十cm先に複数の明るく赤いかけらが!一瞬、体が固まって「ぐぅああー!」と叫びながらよく見ると、地面に置いていた折りたたみ椅子を入れる袋が犠牲に。いくつもの穴が開いてしまいました。騒動でフライドポテトも散らばります。

 あの、あっついやつが誰の体にも降りかからなくて良かったなあと思いながら、酔っぱらいは家路につくのでした。

 てゆーか、この花火大会は来年もぜひ観に行きたいです。すごすぎる。

 例によって花火を写真に納める野暮なことはしてないので、間に合わせの写真です。

【キス5匹とギザミ(ベラ) 05.09.19】
P9190005_001.JPG

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