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2006年10月10日

道後温泉への道(その9)

 土曜日の西条酒まつりに関する記憶は、誰かが片づけちゃったようなので手元にあまり残っていないのですがお笑いの「いつもここから」がステージでネタとアルゴリズム体操とかやってたのは覚えています。

 さて、続き。

 向島に上陸した私は予め調べておいた因島の大浜崎キャンプ場の予約をするために尾道市役所に電話した。

 「なんとか課です」
 「今日、大浜崎キャンプ場を利用したいのですが大丈夫です?」
 「はい」
 「予約とかなくてもだいじょぶです?」
 「予約は要りますよ」
 「! 今日の今日で予約できますかね」
 「はい」
 (身元を告げる)
 「では、帰ってから使用料を振り込んで下さい」
 「えっ。振り込み?振り込み用紙とか送られてくるんですか?」
 「そうです」

 しまった。管理人が現地にいないパターンだ。というかこんなの初めて。
 馬鹿正直に身元を明かした自分の迂闊さを恨み、「キャンセルしよかな…」とも思ったけど「こいつ管理人がいないことに勘づいて、ロハでテント押っ立てる気じゃねえだろうな!」とか思われるのもシャクなので、千数百円は尾道市にくれてやることにした。

 と、正当な使用料を踏み倒そうとする悪人のような記述だが、この後、実際にキャンプ場は使用していないのだ。

 私は途中のコンビニで、明朝の朝ご飯用に菓子パン1つと夕ご飯の足しにツナサラダとお茶900ml、そしてお酒を2合買ってひたすら走る。テントを立てて落ち着いて一杯やっていることを想像しながら走っていると「つまみがねえ!」幸いにも途中で典型的な田舎の食料品店があったので海苔ピーを買う。
 「因島大橋まであとどれくらいですかねえ」
 「歩いて?自転車?」
 「自転車で」
 「どうだろねえ自転車だとわからないけど」
 「ですよねえ。車ならすぐですよね?」
 「車ならすぐよもう」
 おばちゃんと無意味な埋め合わせ的会話を交わして、再び走り出す。

 すると右手に赤いアーチ橋が見えてくる。これは明らかにしまなみ海道のルートではなく、岩子島へ続く100mくらいの橋、向島大橋である。

 これをやり過ごしてしばらく行くとついに1つめの橋、因島大橋の入口にたどり着いた。

【瀬戸田 06.09.30】
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