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2006年10月7日

道後温泉への道(その8)

 明けて今日は、西条酒まつりです。全国各地の酒を飲むことができるんだけど、酔い心地至上主義の私には繊細な風味とかどうでもいいことです。肴はひとつまみの酒盗かなんかあればそれでいいし。

 続き。

 ただ心を無にして半自動的に足を動かし続けるとやがて尾道駅前にたどり着いた。しまなみ海道の自転車道は有料で、料金所に現金を放り込めばいいのだけど、この近辺の駐輪場事務所で通しのチケットを売っているらしい。せっかくだから記念になるものを買っておきたい!尾道駅前のことなど少しも知らないので、考え無しに駅のみどりの窓口に突入。
 「あのう、しまなみ海道のですね、自転車のチケットありますよね。取り扱ってます?」
 「しまなみ海道の。自転車のチケット?」
 「自転車の」
 「自転車?」
 (顔を見合わせること2.0秒)
 「売り場ご存じないです?」
 「〜出て、右手に観光案内所がありますのでそこでお尋ねになっ」 
 「はい、ありがとう」

 案内所で売り場を教えてもらい、サイクリングロードのパンフレットをもらった。売り場は国道を南に渡って西に数十メートルいったところの駐車場にあった。webには「尾道駅すぐ」なんて書いてあったが、地元じゃない人に分かるように書いて欲しい。この手間が馬鹿らしい。

 チケット売り場よりも先に見つけた渡船乗り場から向島に渡る。しまなみ海道の新尾道大橋には自転車道・歩道が無いし、尾道大橋の歩道は狭いらしく渡船の利用が勧められている。

 桟橋に行くと、既にフェリーが着岸していたのでするすると甲板に乗り込む。まもなく出航したので、ぐおんぐおんうなるエンジン音を聞きながら「そういえば切符とかどうするんだろう」と思っているとおじいさんが叫んでいる。
 「えっ!?」
 「110円!」
 どうも船内で現金徴収らしい。財布を出している間にサラリーマン風の男にも「**円!」と叫んでいるが男は「さっき払いましたよ!」と応じている。大丈夫なのか。お金を渡すとおじいさんはベンチに座って足をブラブラさせたりしている。
 この小さなフェリーはいちいち自転車をロープで固定したりしないようなので、スタンドをおろしてハンドルを握ってその場にいることにした。わずか数分で対岸の向島に接岸し、私はするすると上陸した。

 つづく。

【生口橋 06.09.30】
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