第8回野宿周遊旅行 in 北海道



いきさつ1・2日目<東京FT・太平洋上>3日目<苫小牧FT−納沙布岬>
4日目<川湯温泉>5日目<サロマ湖徒歩縦断1>6日目<サロマ湖徒歩縦断2>
7日目<稚内・宗谷岬>8・9日目<苫小牧FT・東京FT>

4日目 <川湯温泉>

あまりに早く寝てしまったので 0時半に一度目が覚める。テント内気温零下5度。
寒いのでガスストーブ(ガスバーナーとかガスコンロの方がイメージしやすいけど,こう呼ぶの。)を点火しようとするが,つかない。
「そんなに寒いのか!!」
と悩むことになるが,単にガス不足で圧力が得られていないだけだったということは,20時間後に判明する。
おまけに灯台から汽笛のような超大音量のノイズが周期的に襲ってくるので参った。

ぐだぐだうとうとしていると夜が明けたので撤収するが,ちょうど吹雪いてきたので,もういやんなっちゃう。

失意の人
失意の人(自写) 先が思いやられる。

何とか荷物をまとめてバス停へ向かう途中,見事にすっころんでしまい流氷に乗って帰りたくなるが,そこは抑えて根室から釧路へ戻ることに成功した。

釧路ではツーリングマップルに載っていた「和商市場」で,ぜひイクラ丼を食べようと思って行ってみた。
しかし,運悪く改装中。プレハブの仮店舗で営業していたがイクラ丼の雰囲気ではなかったので諦めて駅の食堂でイクラ丼(1000円)を食べる。もう少しイクラが欲しいけど,おいしい。(あー書いてたら食べたくなってきたなあ。)

次は温泉。釧網線の川湯温泉で降りる。これもツーリングマップルで,駅前に共同湯があるのを確認済みなのだ。
一風呂あびて出てくると,地元のおっちゃんおばちゃんが
「そんないっぱい荷物もって外で寝るんか。」
「えぇ,まあ。」
「しばれるぞ〜。」
「凍えっぞー。」
「死んじまうぞ。」
と忠告をくださるので,
「いやあ,きのう納沙布岬に行ったんですけど平気だったから,大丈夫だと思いますよ。」
と返すと
「根室は北海道で一番暖かいところだからなあ。ここいらじゃ比べもんになんねえぞ。」
「・・・・。(うわー参ったなあ,そんなに寒いのか)」
「気をつけろよ。」
「はい。」

内陸部はやっぱり寒いのかなあ,どうしようとか思いつつ駅まで戻った。
すると,髪が生乾きのままだったのでパリパリに凍ってしまい,モービルのオイルのCMみたいにカシャカシャパラパラーんと折れてハゲちゃうんじゃないかとも思ったりしたが,幸いその様なことはなく暖かい駅舎に入ると元通りになった。

川湯温泉駅には,「待合室での寝泊まりを禁止する」と張り紙がしてあったので次の列車に乗ってどこか探そうと決めた。
とすると2時間以上も待たなければならないので,サロマ湖縦断に備えて不要品を家へ送り返したり,旅行者風の人に話しかけてみたりしてみた。その人は社会人で,飛行機で今日着いたらしい。知床斜里へ行くと言っていたから,おそらく流氷を見に来たのだと思う。

ジリジリと時間が過ぎるのを待っていると,日も暮れかけた頃にようやく列車が到着。
待合室があり,「寝泊まり禁止」の張り紙が無い駅を探さないとならないので先頭に陣取って目を皿のようにしていると,次の「緑」駅がそれっぽかったので一か八か降りてみる。ダメだったら次の列車に乗るまでだ。
しかし運良く条件を満たしていたので,ここで夜を明かすことにする。

まず,お腹が減ったのでアルミ鍋の天ぷらうどん(近所のスーパーで100円)を作る。
麺とスープ,水を入れて火を点ける・・・と,漏れてる漏れてる!
ザックの中でアルミホイルの鍋に穴が開いてしまったようだ。とっさにもう一つの鍋を下に重ねてみる。
流出量はわずかなのでさっさと食べてしまえば大丈夫みたいである。
鍋を持ち歩くのはリスクが大きいと判断して早めに(まさに)消化すべく2食分を食べた。

食べ終わって,ぼーっとしていると 21時40分発の折り返し列車の運転士さんがやってきて
「乗らないの?」
「えぇ。」
「ここに泊まるのか?ストーブは・・・ついてないな。大丈夫か?」
「えぇ大丈夫ですよ。」
「そうか。」

その最終列車が出たのを確認して,寝袋に入って寝た。
「明日は大変だぞ。」
独り言が多いぞ。

いきさつ1・2日目<東京FT・太平洋上>3日目<苫小牧FT−納沙布岬>
4日目<川湯温泉>5日目<サロマ湖徒歩縦断1>6日目<サロマ湖徒歩縦断2>
7日目<稚内・宗谷岬>8・9日目<苫小牧FT・東京FT>



のじゅかー旅行記に戻る