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2012年10月24日

北海道旅行2012 その3

 遅筆の癖がまた出てきたので,何とか駆け足で仕上げようと思います。

 つづき。

【9月15日】

1056 釧路駅発 ノロッコ2号
1140 塘路駅着
1354 発
1714 網走駅

 塘路駅での列車の待ち時間が2時間ほどあるので,駅の近くにある塘路湖まで歩いてみました。ただの湖ですが,10年以上ぶりの再訪ということもあり若干の味付けがあったように思います。駅に戻り,釧路駅で買った弁当の昼食。私が買ったのは,いわしのほっかぶりずし(薄切り大根と酢で締めた鰯の握り鮨)と秋刀魚のづけ握りの詰め合わせ。わたし的には秋刀魚の方が好み。
 そしてここから普通列車で3時間かけて網走へ。
 網走での宿は,私が以前に利用したことのある民宿「ファームイン・アニマの里」です。この日は同行者の誕生日だったので,予め送りつけておいたスパークリングワインを食事の時に出してもらいました。前日に続き昼間の道東は異例の暑さだったようで,網戸を介して部屋の気温を下げるために椅子や扇風機を駆使して夜半前にようやく落ち着くことができました。

【9月16日】

 涼しい朝は目の前の牧場からヒツジの鳴き声が,窓から眺めると馬が草をはんでいる姿が見えます。食堂で朝食を摂り再びまどろみ,これじゃいかんと出発の支度をしていたりするとオーナーに声を掛けられ,私の知り合いが来ていると告げられました。

 アウトドアと雪と北の大地に私が執着していた大学生の頃。東北での雪中野宿をいくつかこなし,いよいよ北海道に初上陸し冬の道東を制覇しようとしていた頃です。当時,道東のアウトドア情報を発信するサイトは数少なかったのですが,あるサイトの掲示板でサロマ湖の状況を尋ねたのが最初だったと思います。その管理人さんから情報をいただき,その後4年間にわたる4回のアタックを行った頃まで密度は疎らでしたが交流していました。
 その間に,管理人さんは「East Side」という北海道のアウトドアや田舎暮らしに関する情報誌の編集者となり,サロマ湖の冬季アタックについての記事企画を私にオファーしていただきました。当然わたしは快く受け,現地での写真撮影や拙い寄稿を経て見開き2ページの記事と相成ったわけです。

 続く。

2012年10月12日

北海道旅行2012 その2

 つづき。

【9月14日】

 長距離移動の疲れを宿の温泉で流し夕食を摂ると,案の定酒が足りないということに。また,この日は道東としては異例の高気温ということで部屋が暑い!この辺りの宿は冷房に関してはあまり考慮されていないのですね。暗くなり肌寒いほど外気温が下がっても網戸の内側は空気が流れず暑いまま。調べてみると歩いて行ける距離にコンビニがあるようなので,涼みがてら買い出しに行くことに。
 建物の外は人気もなく霧に覆われていました。コンビニの途中に押しボタン式の信号機があったので,押してみるとあっと言う間に車道の信号が黄色になりやがて赤に変わりました。違和感があったので帰りに確かめてみると,やはりボタンを押した瞬間に青から黄に変わっていました。最近押しボタン式の信号がある交差点を渡らないので,良く分からないのですがこれって普通なんでしょうか。小学生の頃に通学路にあった押しボタン式の信号機ではもう少し待たされたような気がします(車道が点滅式だという違いはありますが)。

【9月15日】

 朝5時。予め申し込んでいたネイチャーガイドツアーに参加して出発。車で移動しながらタンチョウやキタキツネを観察し,釧路湿原深部を目指します。キラコタン岬までの道のりは,文化庁の許可を得た上で徒歩で進みます。「岬」と名が付いているのは,釧路湿原が形成される前には低湿地が海であったことに由来するそうです。従ってキラコタン岬は湿地よりわずかに高いところにあります。
 ガイドによる植生の解説などを聞きながら歩いて,40~50分ほどで景色が開けた場所にたどり着きます。が,依然として霧が濃く,期待していた湿原の景色を見ることはできませんでした。残念。
 9時頃には宿に戻って朝食を摂り,タクシーで釧路駅へ。ここで展望車が連結された季節列車「ノロッコ号」に乗ります。心地よい風と良い眺めに浸っていると,あっという間に1時間弱が過ぎ,列車は終点の塘路駅に到着します。私は更に先の網走まで行くため,ここで次の列車を待つことになります。

 続く。