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2012年9月28日

北海道旅行2012 その1

 私は北海道への6回の旅行経験があり,うち4回は冬にテントを背負っての単独行で,あとの2回は十勝スピードウェイというサーキットで夜通しママチャリを漕ぐ12時間耐久レースへの参加です(「のじゅかー旅行記」参照)。
 つまり,テントも背負わずレースへの参加もない純粋な観光の旅は,先の連休の旅行が初めてなのです。と言うことで,4泊5日の旅を簡単にレポートします。

【9月14日】

 広島空港から羽田へ飛びます。新千歳への直行便もあるのですが今回の第一目的地は釧路なので,ダイヤの都合上新千歳から釧路までJRで移動するより,羽田-釧路便にトランジットした方が先に現地に着くのです。北海道は広い。
 釧路空港には17時過ぎに到着。あまりのんびりできないので,タクシーで釧路湿原展望台と恩根内ビジターセンター(湿原内を散策できる木道がある)に寄りながらこの日の宿へ向かいます。
 この日の釧路は天気予報通り雲行きは怪しくガスっていて,遠景が望めなかったのが残念です。恩根内ビジターセンターでは運転手さんが木道を少し案内してくれて,湿原の水深が3mほどもある場所を教えてくれました(長ーい棒が備え付けて(?)ある)。沼地に草木がぼうぼうと茂っているだけのように見えても浅いところや深いところがあるんですね。

 つづく。

【facebookアルバム 北海道旅行2012 見たもの篇】
北海道旅行2012 見たもの篇

2012年9月19日

第4回富士登山レポート その4

つづき。

【8月15日】

0330 八合目発。
0454 九合目(3410m)着。雨は止みましたが防水の甘い手袋が濡れてしまい,この後冷たさで難儀します。
0500 御来光。温かい飲み物を買って休みます。
0600 九合目発。
0635 九合五勺(3550m)着。空気が薄いので体が重くなった気がします。無理せずここでも休み。
0708 九合五勺発。
0804 富士宮口山頂(3715m)着。郵便局ではがきを出したり,神社でお札を買ったりしました。小屋で休んでから,火口一周のお鉢巡りに出発します。
1040 富士山最高地点(3776m)着。お鉢巡り中はガスっていて全然視界がありませんでした。山頂碑での記念撮影も逆光で上手く撮れず。残念。

1109 御殿場ルートで下山開始。
1203 八合目(赤岩八合館 3300m)着。休憩。
1248 七合目(砂走館 3120m)着。ここを過ぎると,五合目まで山小屋無しの長い長い砂走りです。本当に走って下れます。最初は楽しいのですが,膝から下に大きな負担がかかり後半は苦行でした。また,下山中は始終風雨が強く大変でした。
1453 御殿場口五合目(1520m)着。寸前まで強風だったのが,小屋に着いた途端に収まりました。山登りは下山口までが本番勝負。やっとここでビールで乾杯。達成感と虚脱感に包まれます。

 タクシーで御殿場駅まで行き,電車で沼津まで。旅館で一風呂浴びてさっぱりするも,疲労で食欲が無く少しだけ手を付けて部屋に撤退。酒もあまり入らず早々に就寝。
 
【8月15日】
 体力回復。三島駅の寿司屋で名物黒はんぺんなどを食べ,新幹線で帰広。

 と言うことで,無事に富士山登頂を果たしたわけです。
 私としてはこれで富士登山ルートの全てを歩いたことになり,一つの区切りを付けることができました。また,4か月にわたって計画的に行った訓練や準備の成果として,登山初心者を1人無事に同道させることができました。これは当然本人の頑張りにも賛辞を送りたく思います。総じて良い結果を残せたことが嬉しいです。

 今後も登山は続けようとは思いますが,しばらくは休養しようと思います。

おわり。

2012年9月12日

第4回富士登山レポート その3

 つづき。

【8月14日】

1700 夕食。この小屋では食堂へ呼び出され,使い捨て食器や食べ残しの処分などの説明がスタッフからあった後に一斉に食事開始となります。メニューはカレーライスと福神漬け。飲み物はお茶。使い捨てコップ1杯分x人数分ぎりぎりの量がやかんに入っているものです。おかわりはカレーライスもお茶も不可。量としては,私がすんなり食べ終えてしまう程度のものなので,物足りなく感じる人が多いのではないでしょうか。

2000 消灯。御来光を拝みたい人向けに事前に説明がありました。1時半から20分ほどは山頂で拝みたい人の出発のために灯りを点ける,その次は4時半?にこの小屋から拝みたい人のために点けるとのことでした。
 我々は山頂付近での混雑・渋滞を避け,9合目付近で御来光を拝むべく,3時起床・3時半出発としました。

 また,7合目以上の滞在に当たっては,事前の情報収集や過去の経験から高山病発病の危険があることを理解し,次の通り対策しました。
 ・ヘム鉄のサプリメントを1か月前から服用。→血中酸素濃度の維持。
 ・ダイアモックスの処方(保険非適用)を医師より受け,前日から定められた量を服用。→典型的な初期高山病予防・対処薬。
 ・適度な水分の摂取と排出の維持。→根拠は定かではないが気分的に。
 ・アルコールの不摂取とタバコの副流煙からの回避。
 ・高々度での睡眠時間の短縮。→睡眠時は呼吸が浅くなり酸素の摂取量が低下するため。

 こんな感じで対策していたのですが,3時半に8合目を出発したわずか後に高山病を疑う吐き気に襲われました。出発直前にパンをかじっていたので,胃弱の持病的なものから来る症状かも知れませんが,ダイアモックス1錠とナウゼリン(別件で保険適用処方してもらったもの)を1錠追加したところ徐々に収まり,この後の追加は必要ありませんでした。

 この8合目から9合目までが一番条件が悪く,暗闇と雨と風に悩まされました。今回は2人パーティーのため,初心者である同行者を先行させています。これは負担の低いペース確保とパーティーの維持のためです。私が先行してそのままにしておくと基本的に散り散りになることは訓練登山のペースからみて明らかでした。同行者のさらに先の地形とその足元に加え自分の足元をヘッドランプで頻繁に照準し,必要時にはルート取りを声とランプで指示しながらの山行です。明るくなってからは,声とストックでの指し示しの併用としました。

つづく。

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 富士登山2012 おまけ篇