宮島・博奕尾ルートに迫る!の巻 その3
今年は西条酒まつりには行きませんでした。と言うか行く予定無しでした。
土曜日に新婚のM邸に"お呼ばれ"して大騒ぎして,ぐでんぐっでんで帰ってからまだ飲んで,翌日の日が沈むまで寝ていました。西条じゃないところで酒祭りでした。記憶喪失祭り。
何のきっかけか,奇跡的に「おまえら,帰ろうぜ!」と私が喚き出したのが,午前1時前後。いいのかよ。いいや。
宮島弥山登山のつづき。
登山口さえ分かれば,あとは尾根に上がりそれに沿って進めばいいだけです。ぬるい日差しと涼しい風が交互に体にまとわりついてきますが,総じて快適。左手に広島湾,右手には大鳥居と大野瀬戸が見えます。
一人で宮島に来て第一に思う危険事象が動物との遭遇なのですが,この島にいるヒト以外の大型動物は鹿と猿です。鹿は桟橋前の低地から弥山山頂まで全島に分布しています。猿は,ロープウェイ駅の終点(獅子岩)付近から青海苔浦乗越までの高地に分布しています。
具体的な話をすると,パーティーでうろついているときにこんな動物に遭遇しても問題ないのですが,一人で遭遇するとコワイ。
軽く息を弾ませながら歩いていると,前方でガサガサと音がする。視線を移すとシカその1が現れた!メスだ。足元をさっと眺めて枯れ枝を拾って投げつけると谷の方に逃げていった。
少し進んだところで,視線を上げるとシカその2と目があった。オスだ。切られていない角がある。目があった瞬間にシカその2は谷方向に逃げていったが,その場で拾った枯れ枝を投げてダメを押す。背後から角突っ込まれたら嫌だからな...。
そもそも鹿は臆病で滅多に人を襲うことは無いんだろうが,包ヶ浦キャンプ場で3頭の鹿による集団食料窃盗の現場に遭遇し,追い払おうとしたら闘牛のように鼻息ぶひー,ひづめ地面を掻き「やんのか?」と言ってきたこともあるので,エサがらみのときはやるんではないかと思われ。そのときは,こっちも頭に来て「やってやんよ」と言い返して石つぶてをぼこぼこにしてやったので逃げていきましたが,これはこれで食料のほとんど全てを喰われ,残るは焼酎のビンだけという状況で涙にむせびながら一人でテントに転がる夜なのでした。
それ以来,鹿は宿敵となり,見つけ次第しめて喰ってやろうかと考えている間柄なのです。
続く。
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